2020年7月17日にスリクソンから発売された、飛距離通追及型ボール「スリクソンX2」!!
今から3年前に登場し、「とにかく飛距離がほしい!」というゴルファーたちから熱烈に支持された飛距離追求型ボール「スリクソン X」の後継モデルとなる『スリクソン X2』が発売され、私が所属するドラコン団体(JPDA)でも公式球して採用されました。
実際の大会では、多くの選手が自らの記録を更新していましたが、私は何でも自分で試さないと気がすまないタイプ!という事で、早速スカイトラックとフライトスコープでデータ計測してきました!


スカイトラックで計測してみた!
カッチカチな打感を予想しましたが、いい意味で裏切られました!
スリクソンX2を打ってみた最初の一言は「あれ?柔らかい!」
ディスタンス系なのにこんなに柔らかいんだと驚きました。打感が柔らかいため、それほど強烈に弾く感じはしないのですが、データを見るとよく飛んでいます。
私はもともとスピン量が多いタイプという事あり、ドライバーやボールを選ぶときはまず「バックスピン量」をチェックします。
スリクソンX2は、カット気味に入ってミスしてもスピン量が少ない感じ。もちろん芯で打てたときは、ちょうどいいスピン量でランがよく出ます。そして、メーカーの謳い文句通り、打ち出し角度や弾道が低いのが特徴的。
「ドライバー」だけを考えたら、すごくいいデータが出てます。
ただこの辺りは、グリーンで止まりにくいという諸刃の刃ともなるので、自分の弾道やスピン量を考えてチェックしたいところです。
フライトスコープで計測してみた!
スカイトラックと比べ、詳細な計測が可能なフライトスコープX2でも計測してみました。こちらは、私のエースボールであるブリジストンTOUR B XSとの比較です。
やはりバックスピン量が少なく、打ち出し角が低くなります。
もともとスピン量が少ない人やヘッドスピードが遅い人が使うと、ドロップ気味になったりグリーンで止まらないといったりリスクもありますが、ボールが曲がって困っている人には、かなりの武器になりそうです!
スリクソンX2は万人受けするボールではなく、ヘッドスピードが速く、弾道の高さやスピン量を確保できる人にとって武器になりそうです。


