「幸せに生きるということ」
これは、私たちの持つもっとも本質的な欲求です。
自分の望みに対して「なぜなぜ分析」を試みる
「なぜなぜ分析」とは、「なぜ」を繰り返しながら、問題を引き起こしている事象の要因を、論理的(思いつきで挙げていくのではなく)に漏れなく出しながら、狙いとする再発防止策を導き出す方法のことを言います。
子供が親に「なぜ?」「なぜ?」としつこく問うように、「なぜ」を繰り返していく形で、発生原因を掘り下げていきます。
ここでは、あなたの深層心理に迫るために行います。
ここで少し記事を読むのを止め、自分の欲望に対して「なぜなぜ分析」をやってみましょう。
たとえば、「お金持ちになりたい」という欲望があるとしたら、
「なぜお金持ちになりたいの?…早期リタイヤしたいから?…なぜ早期リタイヤしたいの?…海外で悠々自適の生活を送りたいから?…なぜ?…なぜ?…」
という形です。
「なぜなぜ分析」が行き詰るあなたの「答え」は?
ある種の欲望に対しては永遠と「なぜ?」の質問を浴びせる事ができます。
しかし、「幸せになりたいから」という答えを受け取った時点で、「なぜなぜ分析」は完了します。
そうです。
つまり「幸せになる」という事は、私たちの究極の目標です。
その他の目標はみな、「幸せになる」ための中間目標であり、手段に過ぎないのです。
幸せは限りのない資源
このブログを読んでいる皆さんは、おそらく他の人よりずっと多く、「私は幸せなのだろうか?」と自問してきたことでしょう。しかしおそらく、この質問にYesと即答できなかったはずです。
それは何故でしょうか?
実は、この「私は幸せなのだろうか?」という質問の背景には、「人間は幸せになるか不幸になるかのどちらかである」という考えがあります。
つまり、「幸せ」という終着点があり、そのポイントに到達すると私たちの人生の旅は終了する事になってしまいます。
しかし、そのようなポイントが存在するはずもなく、その考えに囚われたままでいる事は、不満足と失望に囚われたまま生きていくという事です。
先ほどの質問は、人生に対する二者択一的アプローチを促す消極的な質問であり、けっして有益な質問ではありません。
では、どのように考えればいいのか?
その答えは
「私はどうしたらもっと幸せになれるのだろう?」
と自問する事です。
おそらく、多くの人が「◯か×」無意識に考えているはずです。
しかし、こう考えるクセをつけて欲しいのです。「より私を幸せにする選択はどちらか?」
人生において100点満点の選択肢が現れる事はそう多くありません。限りなく0点に近い選択肢が2つ並ぶ事もあるでしょう。
それでも、あなたは、あなたをより幸せにする物を選択出来るはずです。
「幸せ」は限りのない資源です。つまり、「幸せ」を追求するという事は無限に持続しうるプロセスという事です。
あなたは明日、今日よりも幸せです。そして3ヶ月後には、今よりもさらに幸せになれるでしょう。
「人類の最大の目的は、幸せの実現である。この目標に奉仕すべく、芸術が生み出され、科学が育まれ、法律が定められ、社会が作られた」デービッド・ヒューム
不思議な銀行の話し
その銀行は、 毎朝あなたの口座へ86,400円を振り込んでくれます。同時に、その口座の残高は毎日ゼロになります。つまり、 86,400円の中で、あなたがその日に使い切らなかった金額は、すべて消されてしまいます。あなただったらどうしますか。もちろん、毎日86,400円全額を引き出しますよね。
私たちは一人一人が同じような銀行を持っています。
それは時間です。
毎朝、あなたに86,400秒が与えられます。毎晩、あなたが上手く使い切らなかった時間は消されてしまいます。それは、翌日に繰り越されません。それは貸し越しできません。
毎日、あなたの為に新しい口座が開かれます。そして、毎晩、その日の残りは燃やされてしまいます。もし、あなたがその日の預金を全て使い切らなければ、あなたはそれを失ったことになります。過去にさかのぼることはできません。
あなたは今日与えられた預金の中から今を生きないといけません。だから、与えられた時間に最大限の投資をしましょう。そして、そこから健康、幸せ、成功のために最大の物を引き出しましょう。時計の針は走り続けてます。今日という日に最大限の物を作り出しましょう。
1年の価値を理解するには、落第した学生に聞いてみるといいでしょう。
1ヶ月の価値を理解するには、未熟児を産んだ母親に聞いてみると
いいでしょう。
1週間の価値を理解するには、週刊誌の編集者に聞いてみるといいでしょう。
1時間の価値を理解するには、待ち合わせをしている恋人たちに聞いてみるといいでしょう。
1分の価値を理解するには、電車をちょうど乗り過ごした人に聞いてみるといいでしょう。
1秒の価値を理解するには、たった今、事故を避けることができた人に聞いてみるといいでしょう。
0.1秒の価値を理解するには、オリンピックで銀メダルに終わってしまった人に聞いてみるといいでしょう。
あなたの持っている一瞬一瞬を大切にしましょう。そして、あなたはその時を誰か特別な人と過ごしているのだから、十分に大切にしましょう。その人は、あなたの時間を使うのに十分ふさわしい人でしょうから。
そして、時は誰も待ってくれないことを覚えましょう。昨日は、もう過ぎ去ってしまいました。明日は、まだわからないのです。今日は与えられるものです。
だから、英語では今をプレゼント(=present)と言います。
この「時」という限りある資源、あなたは大切にしていますか??
「もしも私たちが、80歳のときに生まれ、徐々に18歳へと近づけたとしたら、私たちの人生は果てしなく幸せなものになるだろう」マーク・トウェイン
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