インパクトやフォロースルーはあくまでもスイングの中の1つのポジションであり、フィニッシュまでの通過点に過ぎません。
しかし、美しく力強いフォロースルーの形を理解しておくことは、飛んで曲がらないスイングを実現する上で非常に重要です。
実際のスイングでは、正しいスイングの結果として、正しいフォロースルーの形が出来上がりますが、ドリルを使ってその姿勢を知る事もスキルアップには大切な過程です。
今回紹介するドリルを実践してみると、多くの人が「フォロースルーで楽をしていた」と感じると思います。
体幹を使えていなかったり、体の柔軟性が足りていなかったり、手打ちでスイングを何とかしてしまっていた人には、つらい動きになるかもしれません。
また、このドリルは「左ひじが引けてしまう」人にも有効なドリルですので、フォロースルーが恰好悪くて悩んでいる人は挑戦してみてください。
フォロースルーの形を作るドリル
フォロースルーの形って、体が硬い人には結構キツい!!
左肘ひけたり、フォロースルーがカッコわくるて悩んでる人は、このドリルやってみてください😆👍#ゴルフ#フォロースルー#ブログ更新https://t.co/WWICz8Cc90 pic.twitter.com/G7v2TdRSBd— Yanagi (@Out_Drive300) June 3, 2020
- 地面反力を利用し、軽くハーフスイングを行います
- インパクトに向け右手でグリップを押し、左手一本でフィニッシュします
- この時、クラブヘッドはターゲット方向を指します
- 右手を伸ばし、グリップします
- 右肩を顎の下に入れながら胸椎を伸展し左肩を引き上げます
- 肩甲骨を伸展させるように腕を伸ばします
- この時、左のお尻も回転させながら左足を伸ばしていきます
- 身体の左側に引っ張られるようにして右股関節と右ひざが回転します
言葉にすると難しい動きになりますが、鏡や動画撮影を使いながらフォームをチェックしてください。
最初はゆっくりとドリルを行い、身体の柔軟性を高めながらスピードアップしていってください。
この動きが出来るだけで見違えるようなスイングになり、飛距離も伸びます。
身体の柔軟性が足りず、このフォームが非常に苦しく感じる場合は、筋トレよりもストレッチを取り入れましょう。
フォロースルーはテクニック
ドリルはあくまでもドリルです。
ドリルは特定の動きを切り出して誇張しているため、フォロースルーでこの形ならないと絶対ダメだと力む必要はありません。
ゴルフスイングは、その他の多くの動きを組み込んでいるため、ドリルとは違った動きになります。
しかし、ドリルを取り入れそのフィーリングを身体に染み込こませる事で、実際のスイングでの動きも改善します。
ゴルフクラブの適切なリリースの方法を学ぶことで、ヘッドスピードを大幅に向上させることができますし、分厚いインパクトを実現する事で、コントロール、精度も同時に手に入れる事ができます。
飛距離もめちゃくちゃ伸びるドリルですので、日々の練習に取り入れてみてください!